2016-03-30
手間を掛ける事の意味
出来るだけ「手間を省く、カンタンに」
が潮流のような今の時代。
場合によってはそれも重要な事だと思い
ますが、こと家作りに関しては逆のような
気がしているPDです。
こないだ我々が普段お話をしている世代
の方よりだいぶ上の方々をご案内しました。
(お客さまの親御さんとご友人)
PDの作る家は新しい(新築な)のに
ところどころキズが付いていたり汚れて
いたりと(誤解を恐れずに言うと)
価値観の合わない方にはなかなか
理解のしづらい部分が多いとも思って
いるんです、実は。。。
(が、少々オソルオソルで)ご案内して
みたらそんな心配は全く無用でした。
「手間が掛かっているのが良く分かる」
「なかなか見た事の無い雰囲気の家」
「見えるところに木が多く落ちつく」
と、説明をする前に我々が家を作る時に
お客さまのご要望とは別に一貫して
考えている事が自然と伝わっていました。
「塗り壁」
「無垢の木」
「エイジング加工」
と、どれも人の手(間)を掛けないと
家(の部分)にならないモノたち。
実際には目に見えないところへの手間
も掛かっているのですが、見える部分で
それが出来上がった家から伝わって
いるのが分かり普段にない感動でした。
やはり人の手が掛かったモノって年代を
越えて伝わる「何か?」があるんだなぁと
これからの提案に拡がりが出来そうな
予感がしてきましたよ~。
プラスデザイン
山本
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